外貨商品の人気の秘密
外貨預金についてまとめました。
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それでは、外貨預金のメリット・デメリットをそれぞれ確認してみましょう。

はじめにメリットとしては、まずなじみの銀行で始められることや円預金より高い金利であることです。また、円安に動けば利益が拡大することなどは、これまでに説明したとおりです。その他にも、外貨預金には以下のようなメリットがあります。まず、海外旅行の際に現地のATMからお金を引き出せることです。一部の外資系銀行の外貨預金は、普通預金なら現地銀行のATMからお金を引き出すことが可能です。また、外貨を円に戻さず、そのまま使用する場合には為替リスクを無効化できます。よく海外旅行へ行く人や移住の計画がある人は、外貨両替を行いそのまま持ち続けるのが得策でしょう。その他にも、円以外の通貨を持つことで、資産の分散投資ができます。世界経済から見れば、日本円はローカルな通貨であり、世界の基軸通貨であるドルや信用力の高いユーロを持つことで、資産はより安定感を増すでしょう。そして最後に、為替相場を通して世界の政治経済に詳しくなれることです。外貨預金に大きく影響を与える為替相場について、為替に影響を与える国際情勢の変化や金利動向、要人発言などの情報を自然とチェックするようになりますよね。為替を知ることは即ち、世界の動きを知ることにほかなりません。これらが外貨預金のメリットといえるでしょう。

続いては、デメリットについてです。はじめに、高い為替手数料がかかることが上げられます。外貨預金は高金利というメリットがありますが、預金をする際にかかる為替手数料も負けず劣らず、非常に高額になっています。外貨預金は、為替の変動でしか収益があがらない仕組みになっているのです。続いて、円高になれば為替差損が発生することです。外貨建て商品にとって、為替は利益を生むこともあれば損失を生むこともある諸刃の剣です。対策としては、円高の時には解約せず持ち続けるしかありません。また、リアルタイムの為替レートが適用されないことも上げられます。世界で最大となる外国為替市場はロンドンやニューヨークです。為替取引が活発に行われるようになるのは日本時間の深夜となっており、為替相場も大きく変動します。為替相場に大きく影響を与える事態が起こり、急激なドル高円安に動いた場合でも外貨預金の場合は11回、午前日時に公表される為替レートとなっており、銀行の営業時間内にしか取引できないため、機動的に対応することは不可能です。

そして最後に、ペイオフの対象外であることです。万が一銀行が破綻した場合でも保護されないため、戻ってくる額は破綻した銀行の財務状況によって決まります。外貨預金を行う際は、格付けの高い信用力のある銀行を選ぶことが重要となります。