外貨商品の人気の秘密
外貨預金についてまとめました。
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為替相場の動きによって、収益がでることもあれば損をする可能性もあるのが、外貨建て商品です。為替については、後ほどじっくりと深めることとして、ここではその他に考えられる外貨建て商品のリスクについて確認していきましょう。

外貨を持つ場合、重要なポイントとなるのはその国の「信用力です。外貨とひと口にいっても、さまざまな通貨が世界にはあります。中南米やアフリカなどの中には、非常に金利の高い通貨がありますが、相対してこうした国には政治経済、社会制度、対外関係などの変化により金融市場が大きな影響を受け、物価が上がり通貨の価値が大幅に下がる(インフレーション:インフレ)の懸念があります。

インフレで歴史的に有名なのが、第一次大戦後に敗戦国ドイツでおこったものになります。賠償問題を背景に、トランクいっぱいのお金でやっとパンを一切れ買うことができるなど、通貨の価値が紙切れ同然になってしまったのです。

高金利であっても、その国の通貨の価値が暴落してしまうと、結果的には大幅な損失が発生してしまいます。国の経済や信用力を把握することが、外貨建ての商品に投資する際に最も重要であるといえるでしょう。参考になる資料として、格付け会社による国債の格付けがあります。これは、政府が国債を購入した投資家に利子を支払い、満期時に元本を返せるかどうかを示す格付けで、その国に投資しても安全かどうかの目安として活用できます。

この格付けは絶対の指標ではありませんが、これらを基準とすると、世界の投資家の間では、日本の円資産よりも米国のドルや欧州のユーロ建て資産の方が安定していると認識されていることになります。確率は低いですが、日本の経済が破綻した際に、ドルやユーロに資産を分散して所持していれば全財産を失わずに済むでしょう。こうしたリスクから資産を守る効果が、外貨建て商品への投資にはあるのです。